結婚後も、仕事を続けていく女性が増えてきました。その大きな理由として、「経済的な安定」が挙げられます。しかし、それだけではなく自分を高めるために、ずっと仕事を続ける人も多いのではないでしょうか。ただし、仕事を続けるためには家族をはじめ、まわりの人のサポートが大きな条件になります。
特に、就学前の子どもの世話をしてくれる人の存在は不可欠です。もし、まわりにそのような人がいない場合は保育所の利用を考えますが、希望どおりにいかないことも多いのが現状です。また、女性が仕事を続けるのが困難な理由として、「夜勤がつらい」という声が聞こえてきます。夜勤が必要な仕事として、病棟勤務の看護師は代表的な事例です。一般的に、夜勤がつらい原因として夜間では1人で担当する患者の数が多いことが考えられます。これは、入院経験のある人なら理解できるかもしれませんが、かなりハードな仕事です。そのため、看護師の仕事を続けるためには、夜勤以外の働き方を選ぶこともいいかもしれません。
たとえば、団体旅行の添乗ナースや町ぐるみ検診スタッフなど、看護師の免許や経験を活かせる仕事は多数存在しています。また、少人数を対象にしたデイサービスでの仕事もあるようです。さらに、1人ひとりの患者さんと向き合いたい人の間では、訪問看護の仕事も注目されています。このように、看護師としての働き方は時代とともに大きく変化しています。せっかくの貴重な免許です。また、看護を必要としている人のためにも、無理のない方法で仕事を続けることをおすすめします。
5月 18th, 2016 /